こんにちは。
ハンドメイド起業のための数秘コンサルタントの石塚仁子です。
ハンドメイド販売を始めると、「売上管理って難しそう…」「まだそんなに売れていないから必要ないかな」と思う方も多いのではないでしょうか。
私はレジュフラワーの資格を取得したあと、すぐに大きなイベントのお手伝いをする機会がありました。
そのとき、売上管理の大切さを教わり、「現金販売とキャッシュレス決済を分けて記録することや、販売手数料も含めて管理することが大切なんだ」と知りました。
実際に管理を始めてみると、売上だけを見ていては、本当に残る利益が分からないことを実感しました。
だからこそ、販売を始めたばかりの方にも、難しく考えず、最初から少しずつ記録する習慣をおすすめしています。
今回は、数字が苦手な方でも続けやすい売上管理の方法をご紹介します。
売上管理は難しく考えなくて大丈夫
「売上管理」と聞くと、会計ソフトや難しい帳簿をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、販売を始めたばかりの頃は、完璧な管理を目指す必要はありません。
まずは、「いくら売れて、いくら使ったのか」を把握することが大切です。
最初から細かく管理しようとすると続かなくなってしまいます。
シンプルに記録することから始めましょう。
売上だけでは利益は分かりません
例えば、5,000円の商品が売れたとしても、その5,000円がそのまま利益になるわけではありません。
実際には、次のような費用がかかるほか、制作や販売には自分の時間も必要になります。
- 材料費
- アクセサリーパーツ代
- 販売手数料
- 決済手数料
- 送料
- 梱包資材
- イベント出店料(イベント販売の場合)
- 制作・梱包・発送・SNS発信などにかかる時間
これらを差し引いた金額が、実際に残る利益です。
「たくさん売れたのに思ったより残らない…」ということも珍しくありません。
だからこそ、売上だけでなく、支出もあわせて記録することが大切です。
そして、もう一つ見落としがちなのが、自分の時間です。
作品を制作する時間だけでなく、写真撮影や商品ページの作成、梱包、発送、お客様へのメッセージ対応など、販売にはさまざまな作業が含まれます。
例えば、一つの作品を完成させるまでに3時間かかるのか、30分で作れるのかでは、同じ販売価格でも、自分が使った時間によって、実際に得られる価値は大きく変わります。
最初は細かく計算する必要はありませんが、「この作品にはどれくらい時間がかかっているかな?」と意識しておくだけでも、価格設定や制作の進め方を見直すきっかけになります。
最初に記録しておきたい項目
初心者の方は、まず次の項目だけ記録しておけば十分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売日 | 商品が売れた日 |
| 商品名 | どの商品が売れたか |
| 販売先 | minne・Creema・BASE・イベントなど |
| 売上金額 | 販売価格 |
| 材料費 | 使用した材料代 |
| 送料・梱包費 | 発送にかかった費用 |
| 販売手数料 | 各サービスの手数料 |
| 利益 | 実際に残った金額 |
最初は完璧に計算できなくても大丈夫です。
続けることを優先しましょう。
ノートでも表計算でも、自分が続けられる方法でOK
売上管理にはさまざまな方法があります。
- ノートに手書きする
- ExcelやGoogleスプレッドシートを使う
- 家計簿アプリを活用する
- 会計ソフトを利用する
どの方法が正解というわけではありません。
大切なのは、「自分が無理なく続けられる方法」を選ぶことです。
販売数が少ないうちは、シンプルな表でも十分管理できます。
販売先ごとに入金額が違うことも覚えておこう
minneやCreema、BASE、Etsyなどの販売サイトでは、それぞれ販売手数料や振込方法が異なります。
また、イベント販売では現金で受け取ることもあれば、キャッシュレス決済を利用する場合もあります。
「売上金額」と「実際に振り込まれる金額」が違うこともあるため、販売先ごとに確認する習慣を付けておくと安心です。
売上管理を始めて気づいたこと
私は、売上管理を始めた頃、「今月はいくら売れた」という売上ばかり気にしていました。
でも、材料をまとめて購入した月やイベントに出店した月は、思っていた以上に出費が多く、「意外と利益が残っていなかった」ということもありました。
また、材料を買った日や価格を記録していなかったため、「この作品はいくらで作れたんだろう?」と後から分からなくなったこともあります。
少しずつでも記録を残すようになってからは、価格の見直しや材料選びもしやすくなりました。
また、作品ごとにどれくらい時間がかかっているかを意識するようになったことで、「この価格で無理なく続けられるかな?」と考える習慣も身につきました。
同じ販売価格でも、自分が使った時間を考えると、実際に得られる価値は大きく変わります。
売上管理を続けるコツ
続けるためには、完璧を目指さないことが一番大切です。
- 販売した日に記録する
- レシートはまとめて保管する
- 月に一度見直す時間を作る
- 分からない項目は後で調べる
「後でまとめてやろう」と思うほど忘れてしまうので、数分で終わる範囲でこまめに記録することをおすすめします。
売上管理チェックリスト
- □ 売上を記録している
- □ 現金とキャッシュレスを分けて記録している
- □ 材料費も記録している
- □ 販売手数料を確認している
- □ 送料・梱包費を記録している
- □ 販売先ごとに管理している
- □ 月に一度見直している
まとめ
売上管理は、税金のためだけに行うものではありません。
「どの商品が人気なのか」「どこに費用がかかっているのか」「今の価格で無理なく続けられるのか」を知るための記録でもあります。
売上管理は、未来の自分が気持ちよく作品づくりを続けるための習慣です。
最初から完璧を目指さなくても大丈夫。今日から一つずつ、できることから始めてみてくださいね。


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