こんにちは。
ハンドメイド起業のための数秘コンサルタントの石塚仁子です。
「母の日に向けて作品を作ろうと思ったら、気づけばイベント直前だった…」
「クリスマス作品を販売したけれど、もっと早く出せばよかった…」
ハンドメイド販売を続けていると、このような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
私自身も、季節イベントが近づいてから制作を始めてしまい、写真撮影や商品ページの作成に時間がかかり、販売を始めた頃にはイベント直前になってしまったことがよくあります(笑)
作品は完成しているのに、お客様に見てもらう期間が短くなってしまい、「もっと早く準備しておけばよかった…」と何度も感じました。
ハンドメイド販売では、「イベントの日に作品が完成していること」よりも、「イベント前から作品を見てもらえていること」の方が大切です。
そのためには、作品づくりだけではなく、撮影や商品ページの作成、SNSでのお知らせまで含めて、少し早めに準備を始めることがポイントになります。
この記事では、季節イベントを上手に活かすための準備の考え方や、年間を通して無理なく制作を進めるコツをご紹介します。
ハンドメイド販売では季節を先取りすることが大切
ハンドメイド販売では、「イベント当日」に合わせて作品を作るのでは少し遅い場合があります。
お客様はイベント当日に作品を探すのではなく、その数週間前からプレゼントや自分用の作品を探し始めることが多いからです。
例えば、母の日のプレゼントを探している方なら、4月頃からショップを見始める方も少なくありません。
クリスマス作品であれば、11月には作品が並んでいるショップも多くあります。
イベントが近づいてから販売を始めると、お客様が作品を見つける期間が短くなってしまいます。
反対に、少し早めに販売を始めることで、「今年はどんな作品があるかな?」と、ゆっくり選んでもらえる時間を作ることができます。
そのため、季節作品は「イベントの日」ではなく、「お客様が探し始める時期」を意識して準備することが大切です。
「いつ販売を始めるか」を決めたら、制作や撮影、商品ページ作成のスケジュールも自然と見えてきます。
具体的なスケジュールの立て方は、このあとでご紹介します。
季節イベントを年間で整理してみよう
季節イベントは、その都度考えるよりも、一年分を一覧にしておくと準備がしやすくなります。
「次は何を作ろう?」と毎回悩む時間が減り、作品づくりの計画も立てやすくなります。
例えば、次のような年間スケジュールがあります。
| 時期 | イベント | 作品例 |
|---|---|---|
| 1月 | お正月・成人式 | 和風アクセサリー・水引・赤や金を使った作品 |
| 2月 | バレンタイン | ハート・赤・ピンク系アクセサリー |
| 3月 | 卒業・送別 | 小花アクセサリー・コサージュ |
| 4月 | 入学・新生活 | パステルカラー・春のお花 |
| 5月 | 母の日 | カーネーション・フラワーアクセサリー・ギフト作品 |
| 6月 | 梅雨・紫陽花 | ブルー系・透明感のあるアクセサリー |
| 7〜8月 | 夏休み・旅行・浴衣 | 海・ひまわり・シェル・ターコイズ |
| 9〜10月 | 秋 | 紅葉・ブラウン・べっ甲カラー |
| 10月 | ハロウィン | オレンジ・ブラック・遊び心のあるデザイン |
| 11〜12月 | クリスマス | 赤・白・ゴールド・プレゼント向け作品 |
イベントを決めたら、次は「いつ制作を始めるか」を考えていきましょう。
実は、作品づくりだけでなく、撮影や商品ページ作成にも意外と時間がかかります。
もちろん、すべてのイベントに合わせて作品を作る必要はありません。
自分のブランドや作品の雰囲気に合うイベントだけを選んでも十分です。
例えば、本物のお花を使ったアクセサリーであれば、春のお花や母の日、紫陽花、クリスマスなど、相性のよいイベントだけでも一年を通して楽しめます。
「全部やらなきゃ」と考えるのではなく、「自分らしさを活かせるイベントはどれかな?」という視点で考えることが、長く続けるコツです。
制作・撮影・販売は同時ではない
季節作品を販売するときに意外と時間がかかるのが、「作品づくり」以外の準備です。
作品が完成したら終わりではなく、その後には写真撮影や商品ページの作成、SNSでのお知らせなど、販売するための作業が続きます。
特にハンドメイド販売を始めたばかりの頃は、「作品が完成したらすぐ販売できる」と思ってしまいがちです。
しかし実際には、販売までに思っている以上の時間がかかります。
例えば、母の日に向けて作品を販売する場合は、次のような流れをイメージしておくと準備しやすくなります。
母の日までの準備スケジュール例
- 3月上旬:作品制作を始める
- 3月中旬:写真撮影をする
- 3月下旬:商品ページを作成する
- 4月上旬:販売開始・SNSで紹介する
- 5月:母の日
このように考えると、「販売日」から逆算して準備を進めることの大切さがわかります。
制作だけで予定を組んでしまうと、撮影や商品登録に時間がかかり、販売開始が遅れてしまうこともあります。
少し早めに準備を始めるだけで、気持ちにも余裕が生まれ、お客様にも作品を見てもらえる期間が長くなります。
私が失敗したこと
私自身も、イベント直前になって慌てて準備をしてしまった経験があります。
余裕を持ったスケジュールをたてていたはずなのに、いざ制作を始めると、思ったようにつくれない、オーダーが入った、などで時間がかかりました。
さらに、写真撮影、商品説明文を考えるのに時間がかかったりと、予定通りに進まないことが多々でてきました。
やっと販売を始められた頃にはイベント直前になってしまい、「もっと早く準備しておけば・・・」と後悔したことを覚えています。
ハンドメイド作品は、一つひとつ手作業で制作するため、予定通りに進まないことも珍しくありません。
全部を一度に終わらせようとするのではなく、「今日は制作だけ」「今日は撮影だけ」というように計画の中でも作業を分けることで、無理なく準備を進められるようになります。
完璧を目指さず、少しずつ準備を進めよう
季節イベントは、一年に一度しかありません。
だからこそ、「絶対に成功させなきゃ」と力が入ってしまうこともあるでしょう。
でも、最初から完璧に準備できる人はいません。
今年やってみて気づいたことを来年に活かしていけば、それだけでも大きな成長です。
まずは、自分のブランドに合うイベントを一つ選び、少しだけ早めに準備を始めてみてください。
「もう少し早く動いておけばよかった」という後悔が、「今年は余裕を持って販売できた」という自信に変わっていくはずです。
まとめ
季節イベントを活かすためには、イベント当日に合わせて作品を作るのではなく、お客様が探し始める時期から逆算して準備することが大切です。
今回のポイントをまとめると、次のようになります。
- 販売日から逆算して制作を始める
- 撮影や商品ページ作成の時間も考えておく
- イベント直前ではなく、早めに販売を始める
- 全部のイベントではなく、自分のブランドに合うものを選ぶ
- 完璧を目指さず、一年ごとに改善していく
準備に少し余裕があるだけで、作品づくりも販売も、きっと今より楽しめるようになります。
次回の【販売・発信編】では、同じ作品でも季節感を演出する見せ方や、SNSでの発信タイミング、イベント後の振り返りについてご紹介します。


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