ハンドメイドは趣味?それとも仕事? 「ビジネス視点」があなたと作品を守る理由

コラム

こんにちは
ハンドメイド起業のための数秘コンサルタントの石塚仁子です。

ハンドメイドを始めたきっかけ、皆さんは覚えていますか?
「自分で使うものを作ってみたい」
「作った物を人に上げたら喜ばれた」
「売り物みたい!と言われた」
「好きなものに囲まれて過ごしたい」
きっと、そんな純粋な「好き」という気持ちや、誰かに喜んでもらえた経験から始まったのではないでしょうか。

活動を続けていくうちに、少しずつ作品が売れるようになったり、ワークショップを開催したりと、活動の幅が広がっていくこともあります。
そこでよく耳にするのが、「私は趣味だから、ビジネスなんて…」という戸惑いや、「ビジネスと言うと、なんだかお金儲けばかりを考えているようで抵抗がある」という声です。

実は、私自身もはじめは趣味を収益化するなんて考えてもいませんでした(笑)。
ただ作ることが楽しくて、できたものを喜んでもらえることが純粋にうれしかった。だから、お金が欲しいとは思っていなかったんです。

でも、結婚後にひょんなことから始めた、日本レジュフラワー協会の認定講師。
講師という立場になった以上、それが「仕事」であることは当たり前なのですが、それでもやはり「趣味を仕事にすること」への抵抗がありました。「ビジネスなんて自分にはまだ早いんじゃないか」「なんだか難しそう」……そんな気持ち、実は私も痛いほどよくわかります。

でも、ちょっと待ってください。
「ビジネス」という言葉の響きに、必要以上に身構えたり、嫌悪感を持ったりする必要はありません。
むしろ、あなたが大切にしている「作る喜び」や「表現したい世界観」を、ずっと守り続けていくためにこそ、ビジネスの視点が必要なのです。

この記事では、ビジネスという言葉に惑わされることなく、活動を幸せに続けるための「考え方の整え方」をお伝えします。

ビジネスと聞くと、なんだか「冷たい数字」や「大きな利益」を思い浮かべてしまうかもしれません。

実際、私の周りには、月100万円を達成することを目指している方や、年収1000万円超えのビジネスを楽しそうにバリバリこなしている人が多くいました。当時は、ビジネスと言うからにはそのくらいの規模でなければいけない、そう思っていた時期もありました。

でも、ハンドメイドの単価でそのレベルを目標に掲げるのは、私にとっては途方もない未来の話に思えて仕方がなかったんです。自分には程遠い世界の話だと感じて、余計に「ビジネス」という言葉に身構えてしまっていました。

しかし、ハンドメイドにおけるビジネス視点とは、実はもっと身近で、もっと温かいものなのです。

ビジネスとは、決して「動くお金の大きさ」だけで決まるものではありません。
たとえ小さく始めても、あなたが大切にしている作品に、ふさわしい価値(価格)をつけること
活動を無理なく続けていくための「仕組み」を整えること
作品を手にするお客様と、誠実な関係を築くこと

これらはすべて、あなたの活動を支える「土台」であり、作品を置き去りにしないために不可欠な要素です。
ビジネスは、あなたの「好き」を応援し、守ってくれるためのツールであって、決して「好き」という気持ちを壊すものではありません。

言葉に惑わされず、大切なものを「置き去りにしない」ために

ビジネスという言葉を、自分なりの言葉に置き換えてみてもいいかもしれません。
たとえば、ビジネス視点を持つことを「活動の健診(チェックアップ)」と考えてみるのはいかがでしょうか。

「最近、無理をしていないかな?」
「材料費で家計を圧迫していないかな?」
「受け取ってくれる人は喜んでくれているかな?」

こうした問いかけは、あなたの「作りたい」という純粋な気持ちを、現実的な問題から守るための防波堤になります。
ビジネス視点を忘れてしまうと、気づかないうちに自分を追い詰め、一番大切だったはずの「楽しさ」を置き去りにしてしまうこともあるのです。

今日から始めてほしい、心の持ち方

ビジネスに嫌悪感を持たず、仲良くなるためのヒントです。

1. 「価格」を「感謝のバトン」と捉える
お金を受け取ることに抵抗があるときは、それを「あなたの価値を認めました」というお客様からの感謝のしるしだと考えてみてください。
そのお金でまた新しい材料を買い、より良い作品を作る。この循環こそが、ハンドメイドの幸せな形です。

2. 自分の心地よい「規模」を決める
大きな売上を追うことだけがビジネスではありません。
「月に数個、心を込めてお届けする」という小さなビジネスモデルも立派な経営です。
自分にとって何が一番大切かを決めた上で、それに合わせた仕組みを作っていきましょう。

ビジネス視点は、自由になるための味方

「ビジネス」という言葉のイメージに振り回されて、あなたの素晴らしい活動を止めてしまうのはとてももったいないことです。

ビジネス視点は、あなたの情熱を形にし、持続させるための「知恵」です。
それは、あなたの「好き」という気持ちを置き去りすることなく、むしろより確かなものにしてくれるはずです。

「好き」を一生の宝物にするために。
ほんの少しの勇気を持って、ビジネスという味方と手を取り合ってみませんか。
あなたのハンドメイド活動が、より豊かで、光り輝くものになることを心から願っています。

写真は姪っ子の七五三のお祝いに作った
つまみ細工のかんざし
これは、趣味です!!

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